蚤の市便り(DAY4)

蚤の市便り(DAY4)

とある日のエンカンツ蚤の市で、値切りすぎて雰囲気が悪くなってしまったことを帰り道ちょっと後悔しながら歩いていた。店主のおじちゃんやおにいちゃんたちの値付けは適当なことがほとんどで、そのものの状態を加味してくれたり、そのものの出自や来歴を添えてくれることもまたほとんどない。突然突拍子のない金額をいうことがあるので負けないでいると突然突拍子のない金額で決着がついたりする。不満そうな顔で袋に雑多に詰められて無愛想によこされる罪のないかわいい割れものたち。

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