根本的な信頼を得るということ
赤ちゃんとほとんど無縁の人生を歩んできた私が赤ちゃんのシッターを頼まれるとはそれまで思いもしなかった。これは頼まれた当初私が子育てについて無知だったからこそ引き受けられた話であり、依頼主である友人と私のあいだに未知のことにともに挑戦できるほどの絆があったからこそできた話。知ってしまった今は、同じことを同じ熱量でできる自信はない。今日書くのはその赤ちゃんと私のあいだに起こった出来事。
赤ちゃんとほとんど無縁の人生を歩んできた私が赤ちゃんのシッターを頼まれるとはそれまで思いもしなかった。これは頼まれた当初私が子育てについて無知だったからこそ引き受けられた話であり、依頼主である友人と私のあいだに未知のことにともに挑戦できるほどの絆があったからこそできた話。知ってしまった今は、同じことを同じ熱量でできる自信はない。今日書くのはその赤ちゃんと私のあいだに起こった出来事。
フィン・ユールを中心にデンマーク発の有名な椅子を堪能できる展示が10月9日(日)まで東京都美術館で開催されている。
もうすぐ秋が来たらバルセロナから東京に戻って1年が経つ。あっという間だったと言ってしまえばそれまでの、慌ただしいような空いた穴を感じないようにするのに精一杯のような、少し情けない気持ちでこの1年を過ごしてしまった。「例の疫病のせいで」と時間の使われ方や物事の濃度をボヤかすのにこれ以上慣れてしまいたくない。
夏真っ盛りの暑さが何日か続いたと思えば、このところは涼しく感じる日が増えた。
雨が降ったり、重々しく曇ったりするバルセロナを暮らすまでは想像してみたことがなかったけれど、季節の変わり目や秋・冬は割とそういう天気に見舞われることが一年を暮らすうちにわかってきた。
自分が何かを継続的に勉強したり、何かを習慣にしたりすることがとても苦手なのだと気がついたのは割と最近のことだった。最初は意欲が湧くのに続かない勉強。ヨガやストレッチのようなものもルーティンになったことがない。そんな私だけれど、蚤の市通いだけは習慣になっているとそろそろ言ってもいいかもしれない。
蚤の市以外にも思いもしないものが見つかる場所に、リサイクルショップは外せない。これは個人的な興味の問題でもあると思う。物そのものの魅力を愛しているけれど、同時に物がもつ個人史のようなものに私は惹かれている。
2020年11月からすでに2回延期になっていたBrad Mehldauのソロコンサート。1月のスケジュールが6月になっても、正直本番を迎えられる気がしなかった。6月のが延期になってしまったら次はいつだろう、きっともう日本に帰国しているかもしれない……
久しぶりの蚤の市便りです。滞ってしまっていたのはこのウェブサイトの立ち上げ準備をしていたのも理由だけれど、昨年秋から買い付けてきたものがいよいよ結構なボリュームになってきたので日本への発送作業に集中していたから。今回は蚤の市便り、発送編。
筆者が現在生活をしているスペイン・バルセロナを中心に、足を運んだインテリアショップで目に留まったものやお店の印象などについて個人的かつ主観的な目線で書き記します。
筆者が現在生活をしているスペイン・バルセロナを中心に、足を運んだインテリアショップで目に留まったものやお店の印象などについて個人的かつ主観的な目線で書き記します。